明けましておめでとうございます。
旧年中は、皆様に支えられ1年通してシーズンを戦えたことを深く御礼申し上げます。
昨年2017年シーズンは「東京ユナイテッドFC」という新たなチーム名称で、元日本代表岩政大樹を加えて関東サッカーリーグ1部に臨んだ結果、8勝4敗6分勝点30(得点40/失点25)第3位という成績に終わりました。
関東リーグ1部の初年度としては悪くないのでは?とおっしゃる方もいらっしゃいましたが、1位のVONDS市原の勝点は42、勝点9差、3ゲーム離され、歴然たる力の差を見せつけられました。
我々の唯一無二の目標である『JFL昇格』を成し遂げるためには、まずは関東1部リーグで優勝しなければなりません。2位ではダメなのです。
※ワイルドカードとして、全国社会人サッカートーナメント大会で32チーム中3位以内に入るというルートもありますが、こちらも、関東予選含めて最低5連勝が必須条件となります。
そして、関東代表の先にある「全国地域チャンピオンズリーグ」出場12チームの中、上位2チームに入らねばJFL昇格は成し遂げられません。
JFL昇格のレギュレーションは、J1を頂点とする日本サッカー界において最難関と言えます。
実際、現在JFL所属FC今治オーナーで元日本代表監督岡田武史氏に「JFL昇格はW杯アジア予選より厳しい」と言わしめたほどです。
また、昨年の関東リーグ覇者VONDS市原のゼムノビッチ監督(オシム元日本代表監督の盟友で、清水エスパルスの監督として天皇杯獲得)は、全国地域チャンピオンズリーグ敗退後に以下のようなコメントを残しています。
●「VONDS市原ゼムノビッチ監督~運が足りなかった~」(TOKYO FOOTBALL)
https://www.tokyofootball.com/news/20171127.html
「運」が無かったと言ってしまえばそれまでですが、「運」という不確実性をも凌駕するだけのチーム力がJFL昇格には必要不可欠となります。
「運」を運び込むためには、ピッチ内だけでなくピッチ外での準備・献身も大切なのだと思います。
更に、昨年の関東リーグ優勝のVONDS市原がJFL昇格を逃し関東リーグに残留し、
加えてJFLからブリオベッカ浦安、栃木ウーヴァFCといったチームが関東リーグに降格してきます。
昨シーズン3位という実績は、2018年シーズンにおいては過去の出来事であり、何の意味も持ちません。
まさに、2018年シーズンは、JFL昇格に向けた「サバイバル」になります。
リーグ戦18試合、天皇杯予選、地域CL、カップ戦など含めれば、年間30試合以上の公式戦を戦います。
冗談抜きで、「絶対に負けられない戦い」の連続です。
かつて、イタリアACミランで選手と監督の両方でチャンピオンズリーグ優勝を果たした名将アンチェロッティ監督は言いました。
どんないかなる試合でも、チャンピオンズリーグ決勝と同じ気持ちで戦い抜くことができるか、否か。それが重要だと。
今シーズン、福田監督、岩政プレイングコーチに率いられた東京ユナイテッドFCの1試合1試合、1分1秒の戦いにご注目頂ければ幸いです。
皆様と心ひとつに、JFL昇格を成し遂げたいと思います。
本年度も東京ユナイテッドFCを宜しくお願いします。
共同代表 人見秀司
★2018年関東リーグ1部日程は3月上旬に発表させて頂きます。今しばらくお待ちください。