はじめまして。
LB-BRB TOKYO主将の大山元輝です。
この度、選手ブログの初回を担当させていただくことになりました。今回はこの場を借りて、今週末から始まる東京都リーグに向け意気込みを書かせていただきたいと思います。
今週末、2015年度シーズンもいよいよ開幕です。
3/25に開催させていただきましたクラブ設立パーティーでは多くの方々に支援いただいていることを改めて実感し、
社会人になってこのような素晴らしい環境でサッカーができることに喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな中、過去2年間目標である関東リーグ昇格を逃しており、今年度は必ず昇格を成し遂げなくてはならないという想いが強くなり、責任と重圧も正直なところ感じております。しかし、そういったプレッシャーを感じてサッカーができることも中々できない貴重な経験でありその思いも力に変えて戦い、必ず関東リーグ昇格を成し遂げたいと思います。
個人的には今年29歳になりますが、サッカー選手としてはベテランの域に入ってきました。20代最後の今年、大きな花を咲かすべく日々精進していきますので応援よろしくお願い致します!
【監督コメント】
ゲンキは、2010年、慶應BRB再結成時のメンバーです。
早いもので、あれから6年が経ちました。
大学卒業したての入部当時のプレーはひどいものでした(詳細は割愛します)。
実際に、大学時代は一度も公式戦出場経験がありません。
大学同期には、マリノス中町や今季から入団した中川(慶應ソッカー部主将)がいますが、大学時代のゲンキは彼らの陰に隠れ箸にも棒にもひっかからない存在でした。そのゲンキに私は今シーズンの主将を託します。
昨年のリーグ最終戦に敗れ、関東昇格の夢が秋雨とともに消えた日、ゲンキはグラウンドで泣き崩れていました。
当時28歳だったゲンキは、おそらく昨シーズンでの引退を考えていたと思います。
しかし、そのゲンキは誰よりも早くグラウンドに帰って来ました。
「このチームで、福田さんと一緒に関東に。」
そう言って、敗北の翌日からゲンキは体作りを始めたのです。
そして、私をグラウンドに引き戻したのも彼の言葉でした。
ゲンキは誰よりも走り、誰よりも体を張り、倒されても必ず立ち上がります。
大学時代に一度も陽の当たらなかった男の逆襲を、サッカー人生最後の輝きを、是非ご覧頂きたいと思います。